名人戦
2010年4月28日今期の将棋の名人戦は、羽生ー三浦。このカードは、横歩取りが多く羽生が10連勝している。そして、本戦も横歩取りで、現在羽生が二連勝中。
第一局目は、終盤まで三浦がわずかに優勢だったが秒に追われ、指し手を間違い、羽生に振り切られてしまった。
二局目は、先手番の三浦が自身の研究をぶつけたが、それが結果的に疑問手になってしまい、最終的には大差になった。
三浦が2連勝してどうか?という言われていただけに相当厳しくなったと思う。
三浦は、相手によって自分が指す戦術を事前に深く研究するタイプだ。
毎日8時間勉強するという。それだけに、負けた将棋の内容もしっかりしている事が多いが、実戦における柔軟性、独創性に少し欠けている感じがする。(もちろん一般の棋士よりはあるだろうが)そしてこれこそが、大舞台で羽生に勝つのに必要な要素なのだ。
名人戦で毎回羽生と大熱戦を繰り広げる森内は、構想力があり、柔軟性が豊かで、受けがしっかりしていて、鉄板流と言われている。
http://3rd.geocities.jp/shogi_kifu/kifu/mj/54/54-1.html
これは54期名人戦第一局の森内ー羽生戦だ。
このシリーズは、名人戦至上最高レベルだと言われている。
85歩の継ぎ歩を手抜いて金銀交換の順を順を選ぶ大局観は、普通の感覚ではないだろう。
その後の細かい応酬も、一目でも二目でも意味がよく分からない。
特に驚きなのは、66馬。アマチュアレベルだと攻めしか考えない局面だが、
と金を一枚はずし、龍の位置をずらして、それから質駒の桂をとる手が間に合うという計算の上での手だから、名手といってよいと思う。
今週末は大会だー。
第一局目は、終盤まで三浦がわずかに優勢だったが秒に追われ、指し手を間違い、羽生に振り切られてしまった。
二局目は、先手番の三浦が自身の研究をぶつけたが、それが結果的に疑問手になってしまい、最終的には大差になった。
三浦が2連勝してどうか?という言われていただけに相当厳しくなったと思う。
三浦は、相手によって自分が指す戦術を事前に深く研究するタイプだ。
毎日8時間勉強するという。それだけに、負けた将棋の内容もしっかりしている事が多いが、実戦における柔軟性、独創性に少し欠けている感じがする。(もちろん一般の棋士よりはあるだろうが)そしてこれこそが、大舞台で羽生に勝つのに必要な要素なのだ。
名人戦で毎回羽生と大熱戦を繰り広げる森内は、構想力があり、柔軟性が豊かで、受けがしっかりしていて、鉄板流と言われている。
http://3rd.geocities.jp/shogi_kifu/kifu/mj/54/54-1.html
これは54期名人戦第一局の森内ー羽生戦だ。
このシリーズは、名人戦至上最高レベルだと言われている。
85歩の継ぎ歩を手抜いて金銀交換の順を順を選ぶ大局観は、普通の感覚ではないだろう。
その後の細かい応酬も、一目でも二目でも意味がよく分からない。
特に驚きなのは、66馬。アマチュアレベルだと攻めしか考えない局面だが、
と金を一枚はずし、龍の位置をずらして、それから質駒の桂をとる手が間に合うという計算の上での手だから、名手といってよいと思う。
今週末は大会だー。
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